こんにちは.メディアコンピュータシステム学科の小枝です.
先日,友人の松永氏が開催しておられる「和楽~日本人のたしなみ編~」という,とても気楽なセミナーに参加してきました.このセミナーは,日本独特の文化を再認識しよう,という趣旨で,その手始めとして今回は書道を行いました.自分の名前や年賀状に使われる文章を2時間弱,みっちりと練習してきました.
私は小学生の頃に地元で習字に通っていたり,また高校時代には習字の授業を受けていたりましたが,久々に毛筆で字を書いたので,かなり苦労しました.
さて,高校の時の授業で,「いろはにほへと・・・」を色紙に書くという課題があり,その時に,ひらがなの元になった漢字というものを習いました.以下がその一覧です(一部失念していたため,Wikipedia等を参考にして作成しました).
W |
R |
Y |
M |
H |
N |
T |
S |
K |
A |
|
和 |
良 |
也 |
末 |
波 |
奈 |
太 |
左 |
加 |
安 |
A |
遠 |
利 |
為 |
美 |
比 |
仁 |
知 |
之 |
幾 |
以 |
I |
无 |
留 |
由 |
武 |
不 |
奴 |
川 |
寸 |
久 |
宇 |
U |
|
礼 |
恵 |
女 |
部 |
祢 |
天 |
世 |
計 |
衣 |
E |
|
呂 |
与 |
毛 |
保 |
乃 |
止 |
曽 |
己 |
於 |
O |
それぞれの漢字を滑らかに書くとひらがなになることがお分かり頂けるかと思います.
(へ,み,む等は少し分かりにくいですね.別の漢字かもしれません)
め→女,ぬ→奴なので,この二文字が似ているのも納得できます.
な→奈,ら→良 は,さすが古都と言う感じがして興味深いです.
この対応を知っておくと,スムーズな筆の運びが可能になり,綺麗なひらがな(特に行書体,草書体)が書けるようになります.
以上,最新技術とは全く無関係なコラムでした.少しでも興味を持っていただければ幸いです.