教員は、研究活動で最先端の技術を磨きつつ、それを教育にも反映させます。
ここでは、どのような研究が行われているのかを中心に紹介します。
■コンピュータシステム系
グラフ・ネットワークに関する研究
グラフ理論は、情報分野の現象を数理的に表現したり解析したりするのによく利用されます。 例えば、インターネットでデジタルコンテンツを効率的にやりとりしたり、道路ネットワークから自動車の混雑を除いたりするアルゴリズムを考えるときに役に立ちます。これらのアルゴリズムを設計することで、あわせて高度なコンピュータプログラミングの学習も進みます。
システムLSI設計技術の研究
ディジタルシステムの中核をなすシステムLSI設計のために、数学的な原理に基づき、間違いがなくかつ素早く設計が行えるようにするための設計法および設計支援法を考案します。今後、ハードウェアとソフトウェアをうまく使い分けて設計するための設計支援技術が重要になります。 設計支援技術を理解することは、優れた設計者への第一歩でもあります。
組み込みシステム設計技術の研究
現在、日常生活をおくる上で、携帯電話やビデオレコーダー、自動車、航空機、電力や鉄鋼プラント、果ては人工衛星など、もはや組み込みシステムの無い生活は考えられなくなっています。当研究室では、図に中にある組み込みリアルタイムシステムの開発環境から、そのソフトウェア、ハードウェアに限らない要素技術、および実際の製品に至る組み込みリアルタイムシステムの研究を行います。
■メディアコンピュータ系











