5月3〜5日に静岡県沼津市で開催された「ロボカップジャパンオープン2008沼津」において,本学科から出場したODENSチームが小型ロボットリーグで準優勝しました. 決勝戦では,昨年の世界大会第3位の愛知県立大学RoboDragonsチームに0-1で敗れましたが,白熱した試合を見せました.
ロボカップ小型ロボットリーグは,直径18cm,高さ15cm以内のロボット5台が1チームとなり,6.6m×4.7mのフィールドでサッカーをする競技です. ロボットは,遠隔操縦ではなく,全てプログラムによって自律的に動かしています.
また,開発した自律分散型ロボットシステムの研究プラットフォームが評価され,全リーグを通して1チームだけが対象となる「日本ロボット学会賞」も受賞しました.
ロボカップは,本学科の升谷研究室がプレゼミおよび卒業研究の一部として取り組んでいるものです. 昨年の同大会に始めて参加し,小型ロボットリーグで4位という成績でした. 今年は,3年生9名,4年生3名と教員1名が参加しました. 昨年の経験を踏まえてロボットの行動決定プログラムを大幅に改良し,また, 昨年の経験者である4年生がうまく3年生を引っ張り成果を上げることができました.