本学科学生がテクノフェアに出展

11月2日に本学寝屋川キャンパスで開催されたテクノフェア(一般向けの科学イベント)に本学科 兼宗研究室の学生が参加し、本学メディアコミュニティセンター(MC2)の職員やと情報オリンピック日本委員会の先生方とともに情報教育に関する研究成果を紹介しました。当日は保護者を含めて400名以上が来場し、コンピュータの原理を楽しみながら学んでくれました。

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学生の研究展示

卒業研究の内容を中心に、展示を行いました。

空中で手を突き出すと、場所に応じて動物の鳴き声が流れるシステムです。Kinect赤外線センサーを利用しています。お兄ちゃんの演奏を妹さんが見学しています。

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机の上に紙のカードを置くと画面に仮想の天びんと重りが表示されるシステムです。カードに描かれたパターンをカメラで撮影した画像から認識して画像中に物体を追加して表示するAR技術を利用しています。手で持ったときに重さがわからないので、天びんで重さを比べながら並び替えをするゲームに挑戦している様子です。

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指の動きでプログラムを入力するシステムです。LeapMotionという赤外線センサーを利用して、空中で動かした指の位置や動き(ジェスチャー)をプログラムの命令に変換しています。楽しそうですね。お母さんといっしょに使っている姿もありました。

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用意されたQRコードを読ませることで、自分の携帯電話やスマートフォンがゲームのコントローラーになるシステムです。携帯電話から入力された操作の情報をインターネットのサーバーに送り、パソコンのゲームプログラムからサーバーの情報を読み込んで実行しています。対戦型のピンポンゲームとして2人組で遊んでもらいました。

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その他の展示

学生が作ったゲーム作品です。学内で行われた選考会で選ばれて、9月に幕張メッセで行われた東京ゲームショウで展示された「潜水艦ゲーム」など2つの作品を展示して使ってもらいました。

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「チームアヒル」は株式会社AHIRUとの産学連携で開発された教育用アプリケーションです。ゲームを通して小学校の算数や国語、英語などを学ぶことができます。「iPhone」「iPad」「Android」などのスマートフォンやタブレットのストアから無料でダウンロードして遊んでみてください。

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コンピュータの原理を子どもにもわかりやすく伝えるCSアンプラグド教育法やコンピュータの原理をクイズ形式で学ぶことができるビーバーコンテストの展示も行いました。これはデータが正しく送られたり読み取れたことを調べるチェックディジットやパリティビットの原理を手品の形で実演している様子です。

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これはシートの上で隣の人と数を比べながら歩いて行くと、ゴールに着いたときにいつの間にか数が並べられた形になっている不思議な体験の様子です。

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ロボットも飛び入り参加して盛り上がっていました。

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